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豆知識

オーガニックコットン生産のメイン地域はウガンダの北部に位置しています。 (ウガンダ全体の90%)近年は東部においても生産しています。
ウガンダは、かつてイギリスのチャーチル元首相が「アフリカの真珠」と讃えた緑と水に恵まれた国。ナイル川の源流で気候が良く作物がよく育ち、自然豊かな国であるため品質のよい綿花が採れます。
また幸運なことに、ウガンダには、綿花の害虫を食べる天敵の黒アリが棲息しているため、オーガニックコットン(無農薬有機栽培綿花)を栽培する事に適した土地です。

ウガンダの綿栽培について

雨季が3月~6月であるため、雨季明け頃の5月~6月に種をまき植付けをします。
畝幅が1mで20cm間隔にきっちりと植付けていきます。
植付け
植付け/2008.7
綿の苗
発芽した苗

綿収穫までのステップ

オーガニックコットンの収穫までには、3つのステージがあります。
この3つのステージごとに綿花の害虫を食べる黒アリが活躍してくれるのです。
「黒アリ」・・・すべての害虫の卵の栄養分のみを食べるため、害虫の成長を妨げ、害虫の絶対数を減らしてくれます。

黒アリ
黒アリ/2008.7
第1ステージは成長期の6月~8月で、芽が出て花が咲くまでです。
この時期に発生する害虫aphidsは、豆(beans)を好むため1m幅の畝の間にこの豆を植えて、害虫を集めます。
(=インターロークスという手法だそうです)
※ここで「黒アリ」が活躍
綿花
綿の花 /2006.9
第2ステージは開花時期の8月~10月で、花の咲いている時期です。
この時期に花に寄ってくる害虫Ligusは甘い匂いに集まる習性があるので、ひまわりやハイビスカスを畑の周りに植えたり、ジェリー缶(砂糖水)を設置して害虫を集めます。
※ここで「黒アリ」が活躍
ジェリー缶
甘い匂いで害虫を集める
ジェリー缶 /2006.9
ひまわり
甘い香りいっぱいのひまわり畑
/2008.7
第3ステージはコットンボールの出来る時期の9月~11月です。
この時期にコットンボールの中に浸入してくる害虫Cottonball Wormを寄せ付けないようにするため、天然虫除け剤を作ります。
ティックベリ、ニームの木の葉、にんにく、唐辛子をすりつぶした物と混ぜ合わせて散布します。
☆この天然虫除け剤は第1ステージ・第2ステージにおいても定期的に散布してます。
※「黒アリ」には影響なし
綿花
綿花 /2007.1
ティックベリ
ティックベリ/2008.7
ティックベリの実
ティックベリの実 /2008.7
唐辛子
天然虫除け剤の原料の
唐辛子 /2007.1
コットンボール
ふわふわのコットンボール/2007.1
この3つのステージ終了後の乾季である11月~12月にオーガニックコットンの収穫がおこなわれます。
この収穫時にも害虫は付きますが、コットンボールの朔がさけ、白い柔らかい綿の繊維があふれ出したら(=開絮かいじょ)、畑にほっておかないで早期収穫する事が一番の害虫対策方法だそうです。
綿摘み
コットンボールを摘み取る女性/2007.1
綿畑
広大な綿畑/2007.1

収穫後の処理(ローラージン)と梱包

集められた綿実
集められた綿実
ジーニング工場内
ジーニング工場内
梱包されたオーガニックコットン
梱包されたオーガニックコットン
収穫されたオーガニック実綿をジニング(綿繰り)工場で、種とコットンに分けて梱包します。
国際認証機関によるオーガニック認証を取得した、ウガンダオーガニックコットンのできあがりです。
※ウガンダのオーガニックコットンは張りやコシがあり強度が強く膨らみがあるのが特徴です。



ウガンダ訪問時に少しずつ撮影とレポートを重ね、オーガニックコットンの植付けから収穫に至るまでの完全無農薬害虫対策方法を教えていただき「ウガンダのオーガニックコットン豆知識」が完成いたしました。
(2008/7 By常務取締役レポート)
子供たち
元気な子供たち /2008.7
生産農家の家族と
生産農家の家族と/2008.7